蛇足

(今のところ)5号機スロット最高傑作の『新世紀エヴァンゲリオン 〜まごころを、君に〜』であるが、ひとつだけ残念な機能がある。


それは・・・

※押し順:中⇒左


次のボーナスまで継続するRT、つまり暴走モードである。
5号機のゲーム性&機械割を高める上で無くてはならない存在とまで言うことのできるRTであるが、この暴走モードが残念たる所以は『下手すりゃ微減する』ことを気にしながら消化するという精神的苦痛を伴う事に他ならない。
元々がボーナスの連打にて出球を増やす台であるから、「2027」や「マジカルハロウィン」ばりの純増を期待する訳ではないが、せめて「スパイダーマン」や「リングにかけろ」位の安心して消化できる(=微増する)RTであって欲しかった・・・。
と、今さら検定を通って稼動している台の仕様に文句を言ってもいた仕方なく、暴走モードに突入したらなるべく早くボーナスを引くことを望みながら消化するしかないのが現状である。
この現状を打破すべく少しでも楽しみながら暴走モードを消化する方法を考えて見た。



方法その1:液晶を隠す

暴走モード中はまさにその名のとおり、初号機が暴走をしている絵が延々と映し出される訳だが、純粋なはずれ時も演出が発生することが多く、『ベル揃え!』との心の叫びも虚しく、目が白く光るだけや、ただがむしゃらに走り抜けて行って白い十字架が映し出されるだけの事が多い。
この方法は液晶を隠す事で演出発生の有無を遊戯者に分からないようにし、無駄な期待感による精神的疲労を軽減する事に効果を発揮する。
ただ本機の液晶はシャッターまで備えていることから、液晶のみを隠すだけでは意味が無く、その両端のシャッターも隠す必要があり、「そんな事をしたら台の上半分が全部隠れてしまって何の台を打っているのか分からなくなるんじゃないか?」という点を不安視する声もある。



方法その2:人を雇う

パチスロのゲーム等に標準的に装備されているオートプレイ機能であるが、残念ながらこの機能を実装している実機は無い。
この方法は人を雇い、代わりにRTを消化してもらうことで擬似的なオートプレイ機能を実現するものである。
本方法を用いることによりプレイヤーは精神的苦痛から開放され、かつ他の事に時間を有効利用できるという、まさに一石二鳥の恩恵を受けることができる。
まぁ問題はこんな仕事を引き受ける人がいない事だが。



方法その3:俺タイムと思う

最後の4号機として数ヶ月前まで稼動していた「俺の空」に搭載されていたボーナス放出の期待度大の『俺タイム』だが、いざ突入してもなかなかリプレイが揃わず、ボーナスを放出せずに終了するという事を「俺の空」を打ったことのある人間なら誰しもが経験していると思う。
本方法は、「ボーナスが放出されたらラッキー」程度にしか思わなくなっていた俺タイム中のリプレイ確率と、エヴァの暴走モード中のリプレイ確率が(著者の体感的に)同じな事を利用した、いわば目的のすり替えである。
この方法を用いる事で、リプレイが揃わない事を苦痛と感じていたのが、リプレイが連続して揃う事を快楽と感じるようになる。
つまり
リプレイ2連続目・・・・・「おっ!」
リプレイ3連続目・・・・・「チャンス!!」
リプレイ4連続目・・・・・「素晴らしいですわ」
リプレイ5連続目・・・・・「やった!スーパー俺モード突入!!!」
てな具合にリプレイが連続する度に幸福感が増していく。
ちなみに小生はリプレイ7連続目で、
「これが俺の空だったらな〜」
で、現実に引き戻されましたが。




以上、よいエヴァライフを!